【放置は危険】法定点検を受けないとどうなる?費用・罰則・車検への影響まで解説!

kerokeromo-ta-su 車のメンテナンス

車を所有していると避けて通れないのが「法定点検」。

でも、「時間もお金もかかるし、特に不調もないから後回しでいいかな」と思ったこと、正直ありますよね?

実はそのつい後回しが、思わぬトラブルや出費、さらに車検や売却のときに困る原因になることも…。

この記事では、「法定点検って本当に必要?」「受けないと何が起きるの?

という疑問に対して、リスク・費用・法律上のルールまで、わかりやすく解説していきます。

特に12ヶ月点検をスルーしがちな方には、ぜひ最後まで読んでほしい内容です!

法定点検を受けないデメリットとは?

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車は精密な機械の集合体

普段は問題なく動いていても、知らないうちに部品が劣化していたり、オイルが減っていたりすることは珍しくありません。

そんな見えない劣化に気づくための大切な手段が、法定点検です。

法定点検を受けないまま走り続けてしまうと、いざという時に「もっと早く見てもらえばよかった…」と後悔するような状況にもなりかねません。

ここからは、受けないことで起きる主なデメリットについて見ていきましょう。

故障やトラブルの早期発見ができない

たとえばブレーキの効きが悪くなる、冷却水が漏れてオーバーヒートする、

バッテリーの寿命が近いのに気づかず出先で突然エンジンがかからなくなる…

など、トラブルはある日突然やってきます。

法定点検では、こうしたトラブルの原因となるパーツや機能を細かくチェックしてくれるので、故障の前兆を発見できるチャンスでもあります。

点検をサボると、このチャンスを逃してしまい、結果的に修理代が高額になってしまうことも。

保険や保証の対象外になる

意外と見落としがちなのが、保険やメーカー保証との関係。

点検を怠っていた場合、万が一の事故や不具合が起きたときに、「適切なメンテナンスがされていなかった」と判断されると、保証の対象外にされるケースもあるんです。

特に新車購入時についてくるメーカー保証は、「法定点検をきちんと受けていること」が前提となっていることが多いので、忘れずに実施しておくことが重要です。

売却時の査定が下がることも

車を売る予定がある人にとっても、法定点検は無視できないポイントです。

点検記録簿(メンテナンスノート)に「きちんと点検されている履歴」が残っていると、買い取り業者や中古車販売店からの信頼度がグッと上がります。

逆に、記録がない車は「きちんとメンテナンスされてなかったかも」と見なされ、査定額が数万円単位で下がることも。

たとえ今すぐ売る予定がなくても、将来の資産価値を守るという意味でも、法定点検はしっかり受けておいたほうが得です。

12ヶ月点検を受けない人の割合はなんと5割も⁈

「12ヶ月点検は任意だから、やらなくてもいいや」と考える人は意外と多いのが現状です。

国土交通省の調査によると、およそ4~5割のドライバーが12ヶ月点検を受けていない というデータがあります。

ただし、点検を受けないことで得られるのは一時的な「節約」にすぎず、後々トラブルが起きて結局高額な修理費を払うケースも少なくありません。

なぜ受けない人が多いのか?

任意だから大丈夫」という勘違い

12ヶ月点検は法定点検でありながら車検のように強制されないため、「やらなくても罰則はないから大丈夫」と思われがちです。

お金と時間がもったいない」費用の相場は1万〜2万円前後

特に不調を感じないし、その分ガソリン代や生活費に回したい」と考える人も多くいます。

点検を受けない人が直面する現実

トラブルは突然やってくる

実際に点検を受けなかった人の中には、

旅行中にエンジントラブルで立ち往生した」「急なバッテリー上がりでレッカーを呼んだ

といった体験談が少なくありません。

修理代が 数万円〜十数万円 かかるケースも多く、「点検をケチったせいで結局高くついた」という声もよく聞かれます。

安全性のリスクも

ブレーキの劣化やタイヤの摩耗は、素人が気づきにくい部分です。

見逃してしまうと、事故や重大な故障の原因 となる可能性もあり、「自分と家族の安全を守るために点検は必要だった」と後悔する人もいます。

法定点検を受けないと法律的にどうなる?

「法定点検は義務って聞いたけど、受けてないからといって罰金とか来るの?

 こう思ったことがある人、けっこう多いのではないでしょうか。

項目受ける場合受けない場合
安全性高い低下する可能性
故障リスク早期発見できる突然のトラブル
車検スムーズ追加整備の可能性
売却査定プラス評価減額の可能性
法律義務を果たす義務未履行

法律で定められていること

道路運送車両法の第47条において、自家用車の所有者は12ヶ月ごとに点検整備を行う義務があります。

つまり「点検を受けなければならない」というのは、たしかに法律で定められたルールです。

ただし、車検のように「受けなければ公道を走れない」「受けなければ即罰則」という仕組みではありません。

現実的には「義務はあるけど罰則がない」ため、実際に受けていない人も多いのです。

罰則はないが自己責任

12ヶ月点検を受けなかったからといって、警察から通知が来たり、罰金を取られることはありません。 

法律のスタンスは「安全のためにやるべきことだけど、最終的には自己責任で管理してください」というもの。

しかし、それは裏を返せば「事故や故障が起きても、それは点検を怠ったあなたの責任ですよ」という意味にもなります。

実際に起こりうる不利益

事故時の過失割合が重くなる可能性

ブレーキ故障で追突事故 → 「点検していれば防げた」と見なされれば過失が大きく評価される。

保険金の支払いに影響するケース

整備不良が原因だと判断されれば、保険会社から減額・免責を求められることもある。

車検時に不便が生じる

車検では「定期点検記録簿」の提出が求められます。

これがない場合、検査官から口頭で整備状況を説明する必要があったり、場合によっては追加点検を指示されることも。

中古車売却時に価値が下がる

点検記録簿」がない車は、整備歴が不透明になるため査定額が数万円〜十数万円下がることがあります。

法定12ヶ月点検を受けないとどうなるのか?

「12ヶ月点検、スルーしても大丈夫だったから問題ないでしょ?」
そう思っている方も少なくありません。

しかし、このなんとなく放置が、実は大きなトラブルの入り口になることがあります。

法定点検でチェックされる重要ポイント

12ヶ月点検では、普段の運転では気づきにくいブレーキまわり・足回り・エンジン周辺を中心にチェックします。

具体的には、次のような項目があります。

  • ブレーキパッド・ブレーキ液 → 摩耗や劣化を確認
  • タイヤ → 摩耗・ひび割れ・空気圧チェック
  • サスペンションやハンドル系統 → ガタつきや緩みを点検
  • エンジン・冷却水まわり → オイル漏れ・水漏れ・ベルトの緩みなど

これらはトラブルが起きてから気づくとすでに手遅れなことも多く、日常点検だけでは見抜けない部分です。

法定点検の費用とコスパは?受ける価値はある?

「点検って高いんじゃないの?」「やらなくても大丈夫でしょ?」と思う方も多いですが、実際の費用は意外と手頃です。

ディーラーで受ける場合

相場は 12,000円〜20,000円程度。

点検項目がしっかりしており、純正部品の交換やメーカー保証との連携もあるため安心感はトップクラス。

特に新車購入から数年は、ディーラーでの点検を選ぶ人が多いです。

民間整備工場・カー用品店の場合

費用は 5,000円〜12,000円程度 と割安。

必要最低限の点検をしてくれるので、コスパ重視派にはおすすめ。

ただし、店舗によって技術力や対応の丁寧さに差があるので、事前に口コミや評判をチェックするのが安心です。

セルフ点検を試みる場合

もちろん工賃はゼロ円ですが、ブレーキやエンジン周りなどは専門知識が必須。

異常を見逃すと、数万円〜数十万円の修理費用や事故のリスクにつながる可能性があります。

例えば、ブレーキ故障で部品交換となれば 5万円以上 がかかることも珍しくありません。

法定点検はどこで受けるのが安心?

法定点検は受ける場所によって費用や安心感が大きく変わります。

代表的な選択肢は次の3つです。

ディーラー

  • 安心感重視ならここ
  • 純正部品・専門整備士で信頼性◎
  • 保証や点検記録もバッチリ
  • 費用は高め(1〜2万円台)

民間整備工場

  • コスパ重視派におすすめ
  • 地域密着で価格は比較的安い
  • 融通が利きやすい
  • 工場ごとの技術差があるので口コミ確認が必須

カー用品店(オートバックス等)

  • 忙しい人向けの便利さが魅力
  • 土日営業、価格もリーズナブル
  • 点検内容は基本的な部分が中心
  • 複雑なトラブル対応は限定的

【Q&A】法定点検を受けないデメリットに関するよくある質問

「法定点検って面倒…」「受けなくても車は走るし大丈夫?」そんな声もよく聞かれますが、実際に点検を受けないとどうなるのでしょうか?

このQ&Aでは、法定点検を受けないことによるリスクやトラブル事例費用安全面の影響など、気になる疑問をわかりやすく解説。

知らないうちに損しないためにも、今のうちにチェックしておきましょう!

Q
車の法定点検をやらないとどうなる?
A

車の状態が悪化していても気づかず、トラブルや故障、最悪の場合事故につながる可能性があります。

また、点検記録がないことで車検や売却時にマイナス評価になることも。

義務とはいえ罰則はありませんが、やらないリスクは意外と大きいです。

Q
法定12ヶ月点検を受けないと罰則はある? 
A

現在の法律では、12ヶ月点検は「義務」ですが、受けないこと自体に罰則はありません。

ただし、事故や故障が起きた際に「点検していなかったこと」が不利に働くケースもあるので注意が必要です。

Q
法定点検をしないと車検に通らない?
A

法定点検を受けていなくても車検そのものは通ります。

ですが、点検記録簿の有無や車両状態によっては追加整備が必要になることも。

点検しておいたほうが、結果的にスムーズ&安上がりになることが多いです。

Q
法定点検を自分でやることは可能?そのやり方は?
A

一部の点検(タイヤの空気圧、エンジンオイル量など)は自分でチェックできますが、本来の法定点検は整備士資格が必要な作業を含みます。

ブレーキや足回りなどの重要部位はDIYで対応すべきではありません。

Q
点検記録簿がないとどうなる?どこで再発行できる?
A

点検記録簿がないと、整備履歴が証明できず、車検時や売却時に不利になる可能性があります。

もし紛失した場合は、過去に点検を受けたディーラーや整備工場に問い合わせれば、履歴をもとに再発行してくれることもあります。

まとめ|法定点検を受けないと、結局どうなる?

新車〜5年目 → ディーラー推奨
6年以上経過 → 民間整備工場でコスパ重視
走行距離が多い人 → 毎年必須レベル

法定点検は、「義務だけど罰則がない」といって軽く見てしまうと、後から思わぬトラブルや出費に繋がることがあります。

特に12ヶ月点検は、見えない不具合の早期発見に役立つため、安全運転を続けるうえで欠かせません。

また、保険・保証・売却査定・車検などにも関わるため、単なるチェックではなく、信頼と安心を維持するためのメンテナンスでもあります。

点検費用は決して安くはありませんが、安全・安心・リセールバリューを考えれば、決して損ではないはず。

費用を抑えたい場合は、民間整備工場やカー用品店など、自分の生活スタイルに合った方法を選ぶのもアリです。

後悔する前に、早めにプロに診てもらう」。

それが、カーライフを長く快適に楽しむための近道かもしれませんね。

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